子どもを守るため 保育士を守るため

あの3.11から
もぅ12年か…

 

今でもハッキリ覚えている
あの不気味な長い横揺れ

 

子どもを抱えて
部屋の中で

 

その後のテレビで
流される光景をみた
恐怖

 

忘れられません

 

当時を振り返った
保育園の園長が
語ったひとこと

 

園児を保護者には
絶対引き渡さない

 

あの日
引き渡したことで
亡くなった子どもが
何人かいた事

 

子どもの命は
保育園が絶対守る

 

その強い意志

 

見習わないと…

 

 

園長は
その意思があったとしても
保育士にはどうだろぅか

 

保育士に
それを要求しても
良いものなのだろぅか

 

私はいつも
そこで悩む

 

だってやっぱり
保育士も母だから

 

自分の子どもを
助けに行きたいよ

 

本来なら
そんな時には
自分の代わりに
子どもを迎えに行く人を
配置しておくものです

 

それは
保育園を利用する
保護者にも言える事です

 

離れている以上
すぐに行くことができない
仕事はすぐに抜けられない

 

理由は様々ですが
誰かいてくれないと
お互いに困ります

 

しかし
今や核家族が当たり前で
育児を助けてくれる
父母の存在は近くにいない

 

ご近所の付き合いもない

 

頼めるママ友もいない

 

なんて状態は珍しくない

 

昔の保育園と
今の保育園では
求められる役割が
変わってきている

 

だからといって
保育士にばかり
役割を持たせては
持続できる職場には
ならないでしょう

 

子どもを預かるという場所

 

そこに関わる
すべての人に関わる
問題です

 

子どもを守るため
職員を守るため

 

どうしていく?

 

垣根を超えた
そんな話し合いが
できたらいいなぁ

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