保育士の給与は

岸田政権が続々と
少子化対策を打ち出すなか
衆議院で
子ども・子育て支援法改正案が
審議入りした
政府の
こども未来戦略・加速化プランを
着実に実行するため
児童手当の拡充や
育児休業の給付引き上げなどが
盛り込まれる中
保育所経営の“見える化”にも
注目が集まる

 

という見出しのニュース

 

福井新聞が
県内の保育士不足を報じたところ

 

30代で手取り16万円程度
長く勤めても18万~19万円
仕事量も半端じゃない
保育士の仕事を助けてください
そしてみんなに理解してほしい
といった
保育士からの“SOS”が寄せられた

 

と続いたのですけど
福井は全国的にみても
子育てにチカラをいれてない
部類の県で
最低賃金だって低いまま

 

931円

 

フツーでこれだから
保育士の給与だって
名古屋と比べてはいけない

 

だいたいからして
小牧と名古屋でも
違うのだから

 

福井県の保育士が
悲鳴を上げるのは
当然と言えば当然

 

そんな当然が
まかり通っていいのか

福井にはご縁があり
認可外保育所を立ち上げる
お手伝いをしたことがある

 

来週もそのご縁で
福井に行くのですが

 

現地で関わったり
調べたりしてるので
よくわかる

 

やっぱり愛知は
お金のある都市だし
田舎でも小牧は裕福だ

 


国としては補助金を
だしているのに
なぜ保育士の給与が
効果的に上がらないのか
て話なのですが

 

私思うに
保育をできる人がいても
経営をできる人が
いないからじゃないかと

 

保育を経営と捉えるな

 

ていう意見も
根強いですけど

 

結局
お金がないことには
園も継続することが
できないんですよ

 

保育でジャンジャン儲けろ

 

なんて極端なことでなく

 

この仕事は
売上の上限が見えているので
その中でやりくりを
しなくてはならない

 

とりあげたニュースでは
具体的に180万円
とでていましたが

 

保育士の求人に
有料紹介を使ったら
180万なんて
すぐ消える

 

保育士の給与に
反映させられない

 

それがイヤで
私は有料を使わないし
使えない

 

その分ブログ書いてるし
あちこち顔出して
保育士を探して
自分で稼いでいる

 

また園長に
組織運営のスキルがなければ
人同士がうまく行かない時
フォローもできない

 

結果ブラック扱いされて
辞められる

 

やってないんじゃなくて
やれない

 

そんな園が多いのでは

 

私は園を初めて
強く感じたのは

 

保育園も商売だ

 

ということです

 

集客もしなきゃいかんし
求人もしなきゃいかんし
利益も残さなきゃいけない

 

質は高く維持しなきゃいかんし
安全は絶対確保だし
どんな人でも受け入れなきゃ
いけない

 

相当過酷な商いですよ

 

それでもやろうとするのは
そこに子どもを思う
気持ちがあるんです

 

愛情が沸くんです

 

そこがプライスレス

 

そこ以外は
しっかりお金をもらって
いいはずですよね?

 

儲けちゃいけない事業なんて
ないよ

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