娘の出産に立ち会う母の気持ちを疑似体験

昨夜から
娘の可愛がっている
セキセイインコの調子がおかしく

 

かかりつけは昨日休診日

 

購入したペットショップに
連れて行って
みてもらうと
やはり開口一番
弱っとるな

 

娘がネットで調べ上げて
どうも卵詰まりみたいと予想

 

卵3コは産んでいた

ペットショップのおじいちゃんが
お腹を触ると
確かにココに1こあると

 

でも医者じゃないから
何にもできん

 

と言われ帰ってきたけど

 

娘は心配で寝れないし
明日学校にもいきたくないと

 

じゃあ明日は朝イチ診察にいこう

 

朝になると
園のLINEも何やらピコピコと
鳴り続けている

スタッフのコの発熱が続いて
シフト変更が行われている

 

病院行ってきます

 

スタッフたちは

 

ちょっとの熱でも
すぐ小児科に連れていく

 

ちょっと心配しすぎ・・・

 

ではなく
彼女たちが心配するのは
他のコに
何か病気を広めていないか
ということ

 

コロナ

 

だったら園に迷惑をかける
みんなに申し訳ない

 

その一心だ

 

イヤイヤお互い様だからさ

 

ウチのスタッフは
そんなに心狭くないから
大丈夫だよ

 

『病院に行ってきます』

 

に私も続く
ウチも(動物)病院にいってきます

 

学校には
調子が悪いので病院に連れていきます
(トリを)と欠席連絡をいれた

 

思いのほか待ち時間が長い

 

今日はママとのお茶会入ってるから
部屋片づけなきゃなのにーー

 

と待ちきれず娘を置いて
部屋を片付けにつぼみに行き
またすぐ病院に戻った

 

そしたらこの鳥は診れませんと
看護師に伝えられた

 

何で?
と聞くと

 

娘が記入した問診票をみながら
キセイインコというトリは
扱っていないのです

 

て言うの

 

は?
キセイインコですよ?

 

えっ?あっゴメンなさい!!

 

イヤ断る前に聞きなさいよ
セキセイじゃないですか?と
娘の字そんなひどくないでしょうよ

 

待ち時間も長いことから
イラつく園長

 

診察結果はやはり卵詰まり

 

で先生が何をしたかというと
お腹を絞り出すように
ギュウ〜〜て指で絞めて

 

オイルを綿棒に付けて
つつきながら
絞り出す

 

出血するウチのトリ

 

同じオンナ型として
耐えられない光景だった

 

出産時にそんなことされたら
痛くてのたうちまわるし
押し出すなんて・・・!!

 

ただ実際そんなお産も
存在していますからね

先生がお腹の上に乗って
赤ちゃんを押し出した

 

イヤイヤイヤイヤ
獣医よ
そんな無表情にグイグイと
突っ込みながら
絞り出しながら

 

カルシウム与えて下さいね
暗くしないとどんどん産みますよ
えっ?卵?放置しておけば
干からびるので捨てて下さい

 

とか淡々と
しかも小さーな声で話す

 

おのれーーーーーー!!
やられてみろキサマも!!!

 

できないクセに!!

 

せめて申し訳なさそうにやれ!!

 

人間でもトリでも動物でも
産みの苦しみを味わうのは
オンナ

 

出産のために
どれだけの血を流しているか

 

押し出されてきた卵が
ヘコんでヒビが入ってて
この卵はもういらないですね

 

って
オマエが押したからだろ!!!

 

いくら孵らない卵でも
そのトリが苦しみながら
産んだたまごだよ!!

もぅ泣きそう私
先生のこと殴りそうだった

 

娘の出産を見る時は
こんな思いなのだろうか

 

元気にはなったトリだけど
出血跡が痛々しく・・・

 

オンナの強さも知ってるけど
弱さも感じた午前中でした

 

はぁ・・・
トリよ
オンナよ

がんばって生きてこうな

 

私手伝うから育児

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