オンナの一生を支えるために
3月が近くなると
園長先生ちょっと
ご相談が・・・
てスタッフがやってくる
退職の話なのかなぁと
ドキドキしてしまう
園長です
一応退職は1か月前にと
ルールにはしてあるのだけど
これって労務的には
強制力はないらしい
とはいえ
明日辞めます
はあまりにも情が
なさすぎますよね
残される仲間のことを
考えていないというか
それはそれで
考えられないほど
何かがあったのでしょうけども
退職を考える保育士たちの
理由として多いのがまず
子どものステージが変わる
入園はともかく
小学校入学は大きなハードルに
なります
小学校までが
遠いと家を早く出るので
出勤時間に間に合うけども
小学校が家の前
なんて好立地だと
送り出してからじゃ
間に合わない
夫は
早く出て遅く帰るから
役に立たない
また
子どものお稽古事も
よく理由にあがります
お稽古事の悩みって
保育園児にはあまりない
幼稚園児に多い話
フルで働くママには
そもそもお稽古事を
始めることすらできない
そして育児が落ち着いたころに
介護の話がでてくるパターンも
義父が退院してくると
自分がどう動けるのか
想像がつかない
みんな言います
シフトに入れなくて
みんなに迷惑をかけるから
辞めようと思います
私は
去る者は追いません
結局何を言おうと
決めるのは本人なので
ただ了承する前にいいます
働きたいと思っているなら
手放すことはない
隙間時間でも
少しの時間でも
入ってもらえたら
助かるので
今みたいにじゃなくても
来てくれたら助かるのよと
それはみんなには
迷惑じゃなくて
みんなに感謝されること
働くこと自体が
つぼみがイヤだというなら
それはやめるしかないけど
自分の気持ちまで
押し殺してしまうのは
間違ってるわ
押し殺してでも
子どもの今を支えたい
そう思うならそうすればいい
今しかないことだからね
結構0か100かみたいなところが
みんなあって
30でも50でもいいのに
と思う
じゃないと
バランスとれないでしょ
やってみて
やっぱりどうしても
だったら辞める
やる前からできないって
あきらめなくていい
支えてくれる仲間だと
思いますし
支えられる職場でありたい
育児も介護も
考えないで働ける夫を
うらやましいと思うか
役たたずと思うか
こんな日本に誰がした
と思うか
自分以外のものに
振り回されるオンナの人生
保育園併設の介護施設や
養護施設も作らないと
イカンな
オンナの一生を支えるために