オニは怖いものなんです
昨日は立春
節分の日です
暦上は春
節分といえば
豆まき
鬼
福の神
イワシ
ひいらぎ
恵方巻
ですが
コワーイ鬼が
キライな豆で
撃退するという
昔からの日本の風習
コレが最近
くずれだしている
まず豆
詰まらせたり
誤嚥したりで
園ではできなくなった
イワシのアタマを
ひいらぎの枝に刺す
という魔除けは
幼稚園教諭になるまで
私は知らなかった
なかなか自宅では
やらないことなので
園でくらい
やった方がいいのかも
でも
クサいのよ・・・
自宅でやれない
豆まきもそう
家でやれないというより
やってほしくない
後がタイヘン
幼稚園に勤めていたころは
まだ豆まきしてました
保育室内が
大豆の香りで満たされて
園庭での豆は
鳥が飛んできて食べてた
それを片づけるタイヘンさ・・・
仕事だからできますよ
片づけるのも
ひとりじゃないし
その後は誤嚥が
問題視されて
落花生を殻ごと投げる
なんてのもやりましたねぇ(笑)
結局
子どもはクチに入れるので
何を投げてもとは
思った次第です
家ではだいたいすべて
母親がひとりでやることになる
やれる環境を提供する
ことが必要です
そして今年は
鬼がコワくて
子どもが泣くのは
かわいそう
泣かすのは
虐待だ
やらないでほしい
コレ真剣に統計とってほしい
ホントにそれが
虐待だと思っているのか
やってほしくないと
思っている保護者が
どれほどいて
やってほしいと思う
保護者が何人いるのか
これエスカレートして
保育に支障が出始めると
保育士への虐待になりませんかね
怖いもの
危ないもの
イヤなもの
すべてから守られて
育った子どもは
親から離れた時
どうなるんでしょう
節分は
自分の身を守る
すべとともに
教えられていますよ
豆とイワシとひいらぎ
(効果は分からないけど笑)
だいじなのは
そこなんです
ただ
怖がらせるだけじゃない
それを説明できる
保育士でありたいですね
子どもからしたら
鬼でも
サンタクロースでも
ハロウィンのオバケでも
すべて不審者
身を守り
逃げるべき対象です
危機管理能力を
養っていますよ
そこから守ってくれる
大人の存在があること
トラウマになるほど
やる必要はないですが
経験をしておくことは
マイナスにはならない
誤嚥は
経験しなくていいので
つぼみでは出してません
今年は
かわいいオニが
たくさん現れたつぼみです