死を招いた保育
福岡市で車での事故が
続いている
エアコンをつけて
車に兄弟を置いて
母親が買い物に行ったところ
その間に車から出火(爆発っぽい)
4歳の兄は自力で脱出
1歳の弟は取り残されて
全身やけどで重体
この場合
母親が車にいても
どうにもならなかった
可能性は高いけど…
もう一方の事故は
どうにかなった事件
幼稚園バスの中に
5歳男児が取り残されて
9時間という時間を過ごし
熱中症で亡くなった
最初の報道では
詳細が分からず
何があったのかと続報を
気にしていたら
朝は普通にバス登園して
バスから降りることなく
1日を過ごすことになった
どんな思いで
閉じ込められていたの
降りる時の人数確認は
行われてないのか
欠席連絡のない不在を
担任はなぜスルーしたのか
同じ子どもを預かる身として
幼稚園勤務経験者として
同情する部分があるものですが
今回に関してはないですね
どう考えて人為ミス
私にもミスはあります
今までにも小さなものから
大きなものまであります
故意にしたワケでも
やりたくてやったワケでもない
今回の事故もそうでしょう
でも
死亡させてしまっては
どうすることもできない
園長としても
保育士としても
気持ちは分かる
母親の気持ちもわかる
大小多々事故は起きますが
そのすぐ翌日でも
保育を続けて行く私たちは
起きた事故を学びとして
二度と繰り返さないことに
注力するしかありません
つぼみでは
無断欠席の場合は
こちらから
必ず連絡を入れています
休みなんだ〜
なんて気楽に受け止めません
連絡すると
『昨日伝えましたけど』
なんて
こちらのミスも発覚して
ヤブヘビになったりも
していますが・・・
※ヒヤリハット案件
ICTで導入している
コドモンの登降園アプリも
打刻すると保護者宛に
メールが届くので
園に入ったことが分かります
降園も同様に分かるので
パパに頼んだけど
ちゃんといったかしら・・・
なんてのも
メールでチェックすることが
できます
こちらも
保育士が間違えて打刻すると
ビックリした保護者から
連絡頂くこともあります
『ウチのコまだ迎えにいってないのに!』
ヒヤヒヤさせてしまって申し訳ありません
でも例えばコレが
間違いでなかった場合
早くに発見することができます
散歩に出かける時
公園についた時
公園を出る時
園に帰ってきた時
人数確認は必ず行い記録しています
毎日のことで
何回も行うこと
つい大丈夫なんて
面倒くさがってしまうのも
分かりますが
やりましょう
プロとして
子どもを守ると同時に
自分も守る行為ですからね
タイトルにつけた
死を招いた保育
は有名な本のタイトルです
ドキッとするでしょう
気を引き締めるために
ひっぱり出してきました
保育士の目につくようにも
しておこう