春の香り
今日は1冊
本の紹介をさせて
頂きます
春の香り
脳腫瘍と戦い
18歳でこの世を去った
坂野春香さんの日々を
お父さんとお母さんが
記録したものです
お父さんの坂野先生は
息子の高校の社会の先生
高校に上がったところで
私がPTAや父母懇談会に
関わることになって
顧問として出会ったのが
キッカケです
お話が
おもしろおかしくて
上手で
そしてとても
人間味があるというか
人情があるというか
惹かれたものがあった
ハンドボール部を立ち上げて
長年顧問として
熱く指導をされてきた
高校に上がって
息子がハンドボール部に
入ろうかなって言った時は
即賛成したものです
あの先生なら
間違いないだろぅと
直感で思ったので
関わっていく中で
先生の娘さんが
亡くなったことを知り
しかもそれがかなり最近で
同じ学園内にいたのに
まったく違う人生を
歩んできたことが
不思議な感覚
高校の教員で
ハンドボールの顧問で
目の前には
18歳を迎える
元気な子どもたちがいて
それを見ているのは
ツラくないのだろぅか
私ならできるだろうか
泣いてしまうと思う
悲しさと悔しさと
命の尊さが
もぅグチャグチャになる
乗り越えられたのかなぁ
教師の使命をより感じて
踏みとどまって下さっているのか
感謝しないと
そんな先生に会えて
息子も幸せです
この本の売り上げの一部は
脳腫瘍患者会に寄付されます
人の役に立ちたいと
春香さんがずっと思っていたこと
この経験を伝えることで
子を失くした親の苦しみや
悲しみを和らげることが
できるかもしれない
そんな思いで
執筆されています
読んだ後は
子どもたちが
より一層大切に
愛しく思えます
大事にしないと
どうぞご一読下さいませ