手袋の価値

ビニール手袋なんて
家庭で使うこと
ほとんどないでしょう

 

水仕事の時に
ゴム手袋をつける程度

 

保育に携わるようになって
大きく変わったのが
食品衛生の感覚

 

今まで1枚のまな板と
包丁でやってきたのが

 

今は3枚ほど用意してある

 

生物(肉魚類)用
野菜用
乾いたもの用

 

包丁も2種類

 

素手で和物を混ぜたり
ひき肉を混ぜたり
していたけど

 

ビニール手袋を
使うようになった

 

匂いがつくのも
イヤだけど
いつまでもベタベタしたり
するのもイヤだ

 

それを子どもたちも
見ているので
おそらくそうなるでしょう

給食調理では
触る食材が変わるたびに
手袋を取り換えるといっても
過言ではないのです

 

出来上がった天ぷらも
素手で触るなんて
ありえない

 

だからお店をみていて
驚くことがよくある

 

火を通す前ならまだしも
できあがりを素手!?

 

みたいな

 

こういうところが
家庭とは違うのですが

 

保育でも
オムツの取り替え時に
使っています

 

この手袋について
経営者仲間と話していて
意見の違いが
面白かったんですよ

 

彼は
安ければ安いほどいい

 

今は仲間から買ってるけど
それは安いからで
ホームセンターのが安かったら
ホームセンターで買う
という

 

私は彼が
仲間だから買ってると
思っていたから
ちょっと驚いた

 

私は値段ではなく
この人から買いたいと
思う人から買っている

 

ブログ仲間でもあり
経営塾の先輩でもある
手袋のソムリエ

 

えむちゃん

https://tebukuro-somurie.com/blog/?

 

かつてコロナ禍の時
世の中からマスクと
手袋とアルコール消毒が
消えました

 

どれも
保育には必要なものばかり

 

通販で購入していたけど
品切れが続き
買えたとしても少しで
さらに通常の倍近い価格での販売

 

えむちゃんに相談したら
探してくれて
見つけたら
ウチに回してくれた

 

コロナ禍中
つぼみの調理を支えて
くれたのです

 

もちろん安くはない

 

でも高くても
私はえむちゃんから
買いたい

 

恩があるのもある

 

それよりも
人と人とのつながりが
大切だと思うから

 

前述の安い手袋を買う
彼の理由は
そこにお金をかけるなら
スタッフにまわしたい

 

というその気持ちも
分かります

 

確かにと思う

 

でも
量販店で購入してたら
安い以外の価値が
ないと思うのよ

 

人と人とのつながりなら
また何かの時に
助けられる時や
助けてあげられるような
支え合いが生まれると
思うんです

また現場の人たちの
使いやすいものでなくちゃ
いけないとも考える

 

安くて使いにくいのは
1番ダメだ

 

多少高くても
それで現場の些細な
ストレスがなくなるなら
そっちの方がいい

 

誰から買いたいか

 

安ければいい
近ければいい

 

それだけで選ばれる
会社ではありたくない

 

この園長がいるから
こんな保育士たちがいるから
つぼみを選びました

 

この一言のために
日々ブログも書いてるし
走り回ってるし
保育士たちもがんばってる

 

今夜は餃子にして
肉をこねる時に
ビニール手袋を使って

 

そんなことを思いながら
こねこねしてました

 

おいしくなぁれー

 

子どもたちのお腹を
満たしてやっておくれー

 

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