魚に木登りをさせるには?

昨日の家族で過ごす時間

 

記憶力の話をしていて

 

我が家は3人とも
WISC(ウイスク)という
発達診断テストを
受けているので
それぞれの特徴が
おおむね把握できている

3人の中で
記憶のメモリー容量が
一番多いのが娘
逆に言語理解は苦手

 

長男は言語理解が強い
処理速度は遅い

 

など育児や学習に活かせる
情報満載なので
みんな受けてみたらいいのにと
いつも思っているのだけど

 

この二人に
いつもバカにされている
末っ子

 

ちょっと変わった思考をするので
理解しにくいところがある

 

オレはバカだから
覚えられないというのです

 

ポケモンの悪タイプに
有効な攻撃は?

 

このポケモンの得意技は?

今や1000匹を超えるポケモン
それがすんなり出てくる
これ記憶力がないって
思う?

 

お姉ちゃんもお兄ちゃんも
ポケモンのことは
アナタに聞くよね

 

と言ったら

 

あっそうか!!

 

と嬉しそう

 

WISCの結果を見ても
3人の中では
一番アンバランスで
上2人のようには
いかないことも
私は理解しているので

 

何を言われようと
ヘコたれず
マイペースに進む

誰かの役に立ちたい

という本人の強い信念は
決してバカにされるものでは
ないこと

 

バカにしたくなるような
こちらがカチンとくることを
言ってしまうことも多いので
兄姉の気持ちも分かる(笑)
その気持ちも汲み取りつつ

 

アナタはアナタ

 

というメツセージを
伝えています

 

 

誰もが天才だ
しかし
魚の能力を木登りで測ったら
魚は一生
自分をダメだと信じて
生きることになるだろう
   アルベルト・アインシュタイン

 

昨日この名言に出会った

 

泳力で能力を測れば
魚は最強

 

でも日本の教育は
全員を木登りで測ろうとしている

それを続けるのなら
魚が木に登れる工夫を
してあげたらいい

 

視力が弱い人が
眼鏡を使うのと
同じことなのだけど

 

その工夫を

合理的配慮

というらしい

 

その合理的配慮ができる
教育現場に

 

そうじゃないと
持続可能な社会に
ならないでしょ

 

 

魚が木に登る工夫を
一緒に考えて
実現できるお手伝いが
したい

その場所を作ろうとしている
園長なのです

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