箱の中と外

小規模もそうですが、託児所って見た目が結構閉鎖的。安全面の配慮があるのですけどね。

保育園は窓があって園庭があって、なのでお部屋からも外が見えるのですが、小規模や託児所って外からも見れないし、中からも見えない。子どもは箱の中にいるようです。

晴れているのか曇ってるのか、雨が降ってるのか風が吹いてるのか…救急車、パトカー、のサイレンは聞こえるけど姿は見れない。生活の中にあるべき自然が感じられないのはイヤだなぁと思うのです。とはいえ安全面も大切なのでそこら辺との兼ね合いを取って、つぼみを設計しました。

雨が降ってきたよ、お日さま元気だね、木がワサワサ揺れてるよ、風が強いんだね…あ!バス止まったよ…でみんな窓に集合。保育士からの言葉がけもありますし、子どもの方が先に気づくこともあります。

保育士も、外からの情報がまったくない中での保育です。テレビがついてるのは朝晩のNHK教育番組の時だけ。朝家を出て、夕方帰るとすごいニュースがあったことを知り、なんだか世間に置いて行かれた気分になります(笑)私がネットニュースでピックアップされてくるものを伝えたり、午後から出勤してくるスタッフの情報などで知ることがほとんどです。
まぁでもほとんどの仕事はそうなりますよね。大型商業施設などだと窓すらない。暴風警報発令はどう知るのでしょう?

私は密閉された空間が苦手です。風の通らない部屋。雨戸閉めると息苦しい…これは閉所恐怖症なのかしら。

窓から見えるバスやパトカーに喜ぶ子どもたちを見られて嬉しいく思います。たまたま信号待ちでいてくれる時はいいのですが、サイレン鳴らして走っていくのはほんの一瞬で、あ!ピーポー聞こえた!と窓に向かう頃には通り過ぎてしまう…残念。早く行かないと💦

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