病気と仕事

本日も引き続き欠席の多いつぼみです
ロタウイルスが3名増えました

さぞお腹痛いだろうなぁ・・・
あの小さな体で痛みに耐えているかと思うと
予防してやれなかったことが悔やまれます

やはり胃腸系の風邪の感染力は強力
昨日から下痢の処理をし続けている先生たち
自分が媒体にならないように
しっかり手洗いうがいで予防に努めます

 

もちろん保育室の換気消毒もぬかりなく

 

 

中耳炎になっている子も2人
乳児はまだ未発達の部分が多く
耳の中もそのひとつ
滲出性中耳炎といって耳に水が溜まりやすい
急性中耳炎は膿が中に溜まり痛みがあり
発熱もしますが
滲出性中耳炎は痛みはありません
プールで耳の中に水がたまったのと同じ状況で
ボーンとしたカンジ
音が聞き取りにくくなるので
反応の鈍さから発見されることが多いようです
これがなかなかやっかいで
すんなり治ると子と
ずっとかかり続ける子がいます

ウチの娘が後者で
風邪をひいて鼻水がでるたびになり
完治まで3年近くかかりましたが
小学校に上がったらビタッとなくなりました
それでも溜まりやすいことには変わりないので
耳鼻科には定期的に通っています
耳掃除鼻掃除がてら

 

 

 

子どもの変化にいち早く気付けるのは
普段の様子をどこまでしっかり見ているか
にかかってきます

 

保育士たちはかなり敏感です
常に子どもたちの様子にアンテナを張って
日々を過ごしているので
ちょっとした変化にすぐ気づく

「あれ、表情がちょっと・・・」
「いつも飲むのに飲まない」
「いつも食べるのに食べない」
「動きがにぶい」
「歩き方がおかしい」
「機嫌がよくない」
「よだれがですぎ」

朝に子どもの様子をママから聞き取ったことを
ベースにして
保育士たちの情報共有が常に行われています
これも小規模保育園の良さです
保育士同士の距離が近い
全員で子どもたちを見ているので
共通意識も持ちやすい

 

だから
こんな些細なことで呼ばないで
と思わないでほしいです

些細なことにも気づいてしまうのが保育士なんです!!

それだけ子どものことをしっかり見ていて
重症化しないようにって
子どものことを心配しているんです

そしてつぼみ全体のことも考えています

安心安全な環境はみんなで作って
協力し合って維持できるものです

早期発見早期治療
治療の近道
この程度でと思わず
この程度のうちに治す

仕事と育児を両立させるコツです

コメントは受け付けていません。