死を招いた保育

先日研修で
お話を伺うことができまして
猪熊弘子先生の著書
読んでみました

 

平成17年8月に埼玉県の
上尾保育所でおきた
幼児の死亡事件の真相について
書かれた本です

 

れは決して特殊な事件ではない
どこの保育所でも起こりうる
「人災」である

小さな嘘
怠慢
思い込みとすれ違い

日々のひずみの積み重ねが
必然的に子どもの命を奪うことが
あるかもしれないことに
気づいてほしい
命の重みを背負った
保育の質を問う

 

事故内容を端的に書いてしまうと
侑人くん4歳が
扉の閉まる本棚の中に入り
熱中症で死亡してしまう

行方不明と気づくまでも
時間がかかり
見つけるまでにも
時間がかかって・・・

 

 

読み進めていくと
侑人くんの気持ち
保護者の気持ちがよく分かって

そして保育園の先生たちの
心無い対応に
泣けて泣けてもう文が読めない

 

この先生たちの置かれた環境も
よろしくない
まず先生たち同士の仲が悪い

 

人が10人も20人も集まれば
そりゃあいろいろ人間関係も
あるでしょうけど
それが保育にも子どもにも
響いてくることが
なぜ分からないのだろう

 

プライベートなことも
保育には必ず影響するんです

それは仕方のないこと

でもそれを最小限に抑えるよう
プライベートから気を付けておく

自分に一番合った
ストレス解消方法を知って
心が波風立ちすぎないように
予防をしておく

 

仕事に向ける心意気って
こういうことじゃないかしら

特に人を相手にするお仕事の場合

 

常日頃から
せっかちでいちいちイライラしてる
私ですけど
案外と平和な心の持ち主です

たぶんね
相当タフなメンタルを持っている

 

こんな鋼のメンタルでないと
起業も独立も人を束ねることも
できませんよ(笑)

それから
鋼とはいわないけど
アルミ程度には強度がないと
結婚も継続は難しい(笑)

 

そしてグッと我慢をして
子どもの成長を見守ることにも
鋼のメンタルは必要だと思います

 

 

侑人君のお母さんは
保育園に対しての不信感を
ずっと抱きつづけて
園に通っていました

そしてこんな結末を迎えてしまった

あの時すぐに園を変えていればって
そんな後悔を
この先もずっとずっとし続けて
自分を責めていくでしょう

 

私たちは
母としての思いが分かる者同士
良い仲を築いていけると
思うのです

どうかそんな温かな園に
つぼみがなれますように

私たちは努力をしていきます

 

 

 

明日からは
どうやらお天気も良いようで
みんなで水遊びが
できそうです

楽しい1日が
また明日もありますように

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