小さな園の大きな感動

つぼみ小規模保育園の
姉妹園
あいえいファミリー
(認可外保育施設)

 

主にスタッフの託児所して
機能していますが

 

ここには
Hちゃんという
若い女子がおります

通信制の学校で学びながら
保育のお手伝いをしてくれています

 

同年同士の集団には
なかなかなじめなくて
学校に行くことができなかった

 

フリースクール
不登校児のケア・支援を
されている
マリコせんせい

とのつながりから
私に話がきたのが
もう1年以上前のこと

 

固い表情をしていたことを
覚えています

 

お母さんの
なんとか社会と繋がっていてほしい
という切実な願いが
届いてきたといいますか

 

私は直接保育に入り
彼女としっかり関わることは
ほぼないのですが

 

ウチのスタッフなら大丈夫
安心して預けられます

 

いってみれば
まだ子どもで
先生たちの手伝いというよりは
保護されているような
状態で過ごしていました

 

 

つい最近
あいえいスタッフとの会話で
Hちゃんの成長が著しいと
盛り上がって

 

今やなくてはならない
存在になっていることを
知りました

 

想えば
表情が豊かになって
笑顔がよく見られるようになった

 

子どもたちが
とにかくなつく

 

絵が上手で
みんなに描いて描いてと
せがまれており
あいえいの壁には
彼女と子どもたちの作品が
所せましと貼られています

 

ウチの息子も
そろばんの帰りに来ると
H先生いる?
て確認するほど

 

その彼女が
『保育士になりたい』

 

という夢を持ち
資格をとる勉強を
するようです

短大卒の資格が必要なので
学校にいくことになるでしょうけど

 

今度は目的を持って
進むことができる分
大丈夫じゃないかなと
思っています

 

うれしぃなぁって
思って

 

先生たちも大きな娘を
育てた感があって

 

そう遠くはない
彼女の巣立ちの日は
特別な日になりそう

 

学校がダメだったから
全部がダメかといったら
そうじゃない

 

彼女のこの経験が
続く同じ悩みを持つ子たちに
勇気を与える

 

小牧の田舎の小さな小さな
保育園での出来事ですが

 

えらくこの園長が
感動しているので
記録に残しておこうと思い
綴りました

 

少年よ大志を抱け

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