キッチンなんですが。

先生たちが一生懸命作ったキッチン。どうも子どもたちにはイスに見えるのか…

こうやつて遊ぶ姿がよく見られます。

今日はお友だちとの関わりの中でお顔に傷を作ってしまった子がいました。止めることができず申し訳ありません😔
お互いに思いがあってのやり取りの中ではありましたが、まだ言葉には出来ず、コミュニケーションが取れなくて「イヤ」とか「ダメ」とか「やめて」という気持ちが手で押し返したり、手が空いてなければ噛み付いたりという行動にでてしまうのが1歳児にはよく見られます。一見噛み付いた方が加害者のように感じてしまいますが、これはその子の防衛本能でもあります。自分のオモチャを取られたくない気持ちを守る。

こんな時、保育士であればまず噛んだり、叩いたりしてしまった子の気持ちに寄り添います。相手の子のケアはまた別の保育士が請け負います。悪いことをしてしまったことは本人は分かっていますので縮こまり、私たちにすら触らせないように心にバリアをはってしまう。「イヤだったから噛んでしまったのね」と気持ちに寄り添ってあげることで、失敗しても受け止めてもらえる安心感を感じ落ち着くことができます。繰り返すことで信頼できる相手と保育士も認められ、その認めた相手からの言葉に耳を傾けてくれるようになります。そして、イヤという気持ちは悪いことではないということ、でも噛み付くのはダメなこと、ということがだんだん理解できるようになります。何度も繰り返してまたひとつ成長することができます。
ケガをさせた、という事実はママたちにはすごい打撃です。またケガさせられた、ということにママは不安を感じます。その気持ちは当然です。なのでそれは私たち現場の保育士にぶつけてもらって良いことです。子どものことはお互い様。たしかにその考え方は平和な世界を作るでしょうけど、でもやっぱり納得なんてできないところもあるのが人間だと私は思います。ただその「ムカつく💢」ていう気持ちは子どもの前では隠しておくべき(笑)子どもが分別がつくようになった時に共感し受け止めて、じゃあこれからどうしたら良いのかを一緒に考えて、その行動を見守る。失敗しても受け止める。

親って忍耐ですねぇ…(笑)

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