としまえんの事故

救命胴衣をつけていたのに
なぜ溺れるのか

みんなそう思ったと思います

水に浮く大型の遊具の下に
入り込んでしまった
となると
助けるはずの救命胴衣が
アダになったということが
想像できるかと

 

その子が
自分から入っていったのか
入り込んでしまったのかは
分かりませんけども

 

事故当時は
監視員が一人休憩中で
足りていなかったとか

前にTVでも検証してましたが
あのイモ洗い的なプールで
溺れている人を見つけるなんて
私には無理です

 

安全管理もそうですが
監視員もそうですけど
私から見たら
なぜ8歳の子が
しかも足がつかないような
プールで

ひとりでいるの?

 

下の子がいたのかもしれない
ちょっと目を離したスキかもしれない

状況が分からないので
責めるようなことは
言いたくないけれど

 

ずっとそばにいて
目も一瞬だって離していないなら
主張できることも
あるかもしれない

 

下の子がいると
そちらに親がついてしまいがちで
そして
8歳という年齢が
ある程度自立しているという
安心感を持ってしまうのも
分かります

学校でプール入ってますし
足のつかない深さでも入っていける
ある程度の自信が彼女にもあった

 

 

水の事故って
目を離さなければ
防げることが多い
プールならなおさら

小学校も高学年になってくると
自分たちでプールに行くことも
出てくるでしょうけど

私は自分の子どもの泳力は
まったくアテにしていませんし
事故に直面して対処できる力も
皆無だと思っているので
友だち同士で行かせることは
この先数年はないでしょう

せめてもう少し
心と体が成長してからに
したいと思っています

 

経験させることも大切ですが
守ることも大事

 

私にだって溺れた子どもを
助け出せるだけの
力を持っていませんからね
一緒に溺れるのがオチです

だから行っちゃいけない

行く場合には
目を離さない状況を
作っておくことが
事故予防なんだと
思っています

 

この
としまえんの事故に関連して
去年保育園で起きた事故が
合わせて載せられてました

子どもの事故に関しては
水だけに限らず
すべてがそうだと
言えますけれど

大きくなるにつれて
子どもは離れていきます
目の届かないところに行くことが
増えていく
そうでなくては
困るのですけども

赤ちゃんの頃は
親のそばが安全地帯で
基地です

親の近くで遊び
離れる時には
こちらを確認しませんか?

ちゃんと基地を確認しています
何かあったら
そこに戻ればいい

その距離がだんだん長くなっていく

 

 

まだね
離しちゃいけない所なの
特に0・1・2歳の
つぼみの子たちは特に

 

 

幼稚園・保育園は
水遊びにものすごい警戒をする
水の事故は命に関わるからね

つぼみで行う水遊びでさえ
保育士配置を増やすように
言われるけど

 

そこまで厳戒態勢で
プールを行う必要が
あるのでしょうか

新たに改定された
保育所保育指針にも
改定前の指針にも

プール遊びをしなさいなんて
ひとことも書いていない

 

水に触れる心地よさや
冷たい気持ちよさを感じることが
目的なので

何も大きなプールで
バシャバシャ泳いで
遊ぶ必要はないのです

 

オケに水張って遊ぶ
シャワーを流して遊ぶ

そんな程度で良いのです

 

大きなプールで
バシャバシャとやりたければ
子ども一人に
大人が一人ついて遊べる
そんな環境を整えて
市民プールでも
温水プールでも
ナガシマでも
スイミングスクールにでも
行けばよいのです

 

一人に一人が難しくて
2人に一人でも

20対2程度の保育園より
安全確保はしやすいと
思いませんか??

 

泳ぐということ
水にどっぷり浸かって
遊ぶということは
もう少し大きくなってからで
良いと思います

少なくとも
幼児の間で
集団という中では
ムリをしないこと

子どもにも
保育士にも
過度な負担をかけない

今までやってきたから

ではそれは
これからも必要ですか?

考え直すことは必要ですよね

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