部下はどうしてヒマなのか

大阪での
チームビルディング勉強会で
ゲームに取り組むのですが

 

係長ゲーム

 

をやりました

 

以前にも部長ゲーム
という方もやっていたので
要領はわかっていました

 

一人課長役で
AとBのチームに分かれ
リーダー一人ずつと
その下につく部下という
配置です

 

このゲーム
しゃべってはいけない
指示は全て手元のメモを
回してやりとりをする

 

この際
隣同士しかメモは渡せない

 

私はAグループのリーダー役で
右隣の課長と
左隣の部下に挟まれているので
両サイドの仲介役も担う

 

それぞれの役には
それぞれ違う指示が出されていて
お互いそれは分からない

 

今回のミッションは
曲名を当てるというものだった

 

この曲が童謡だったので
私の手元にある4枚のカードにある
歌詞の一部だけで
もう3曲は分かっていた

 

なのでメモで課長に

 

何曲あるのか
分かりますか?

と尋ねれば 

 

5曲です

 

と返ってくる

 

隣の部下からは
歌詞がかかれたメモがきて

 

この曲はなんですか?

 

とくる

 

そんなやりとりを
Bグループと合わせて
5曲分かるまでやる 

 

もうほぼ分かっていたので
Bチームの方にある
歌詞カードの内容が知りたかった 

 

となると
左にいる部下に出すメモは
ないんですよ

 

だから
部下はヒマなんです

 

忙しいのは
リーダーと係長

 

5曲揃えることも
私がメモしなきゃ
部下は知らないまま

 

さてこのゲーム
何を学ぶのだと思います?

 

いかに部下に
伝わっていないか

 

です

 

自主的に動いて欲しい
とか
もっと積極的にとか

 

上の人間は思ってしまうけど

 

部下が自分の判断で動けるほど
情報を与えていますか??

 

このゲームで
自分の会社で起きてることが
体験できる

 

何で分からないんだ

 

 

何で分からせてないんだ

 

なんだと

 

自分の行動を振りかえり
いかに下が困っているかを
知ることができる

 

経営者である
参加者の私たちには

 

アイタタタ…

 

となることばかりのことを
ゲームを通して学ぶ

 

驚きますよ

 

組織を持つ人たちには
ぜひ体験して頂きたい
学びです

 


私もチームビルディングを
学んだ身なので
できるはずのことなんですが

 

知るとできるは違う

 

のです

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