母になる自分と変わらない夫
スキマ時間を見つけては
本をチョコチョコ読んでます
今は
母親になって後悔している
といえたなら
語り始めた日本の女性たち
どのページから読み始めても
共感しかない
誤解のないようにいいますと
子どもを持った事を
後悔しているという話では
ないということです
どこを切り取って
話そうか本当に迷う
ただ読み終えて思ったことは
私は本当に普通に
普通の母親で
幸せになれたんだなと
結婚して
自分のキャリアを手放して
引越しして同居をする
苗字が変わることも
子どもを産む幸せも
もちろん育てる苦労も
普通に受け入れて
母親ができている
だから幸せだ
本に登場する母親たちは
消えていく自分と罪悪感に
苛まれている
お母さんなんだから
この都合のいい言葉に
すべて押し付けられて
生きてきた
私は押し付けられても
耐えられた
子どものためならがんばれた
自分というものが消えて
母と呼ばれることも
構わなかった
でも
母になる自分と
変わらない夫には
同じ親になったのに
不公平感はものすごいあった
それは
自分が仕事をするようになると
さらに顕著になる
子どもに関わることで
できない
と言える夫の
どこが父親なんだと
母親ができないといえば
育児放棄とみなされ
ヒドい母親といわれる
保育士という職業も
親になるという意味では
マイナスにもなり得ると
知った
保育と育児は別物
この感覚は
保育士にしか
分からないだろうけど
私だって母親1年生で
分からないことだらけの中
保育士だろ
のひとことで片付けられる
洗濯を頼めば
洗剤の量わからんし
て返されると
私も誰かに教えてもらったと
思ってるの?
説明書を読んで覚えるんだよ
速攻ジェルボールを
買った
ひとつ放り込んで
スイッチを押す
できんとは言わせんぞ
母親になるのは当たり前で
父親にはならなくてもいい
だんだん
グチになってきたな
とにかく!
家庭だけの問題では
ないんです
日本の社会の問題
後悔してると
いえない社会を
日本は作ってきた
今の少子化問題は
母親になるということを
女に強いてきたしっぺ返し
大事にしてこなかった罰
男が100%悪い
と言いたいところだけど
それに甘えてきた女が
いることも事実
経済的自立さえしていれば
結婚も離婚も自由だよ
過去は変えられない
これからをどうするかで
日本の未来が変わる